akatonboのブログ

“自然大好きシニア”の目でとらえた“自然の美しさやおもしろさ”などを
紹介していきたい。

公園の片隅で

近所の公園の片隅で、ガガイモの花と果実を見つけました。
花はよく見かけるのですが、果実はあまりお目にかからない、珍しい(私にとっては)ものです。


刈り残されたフエンスの周囲で

ガガイモの花    五角形の星形の花で白い糸状のものは花の”飾り”とか・・


ガガイモの花を訪問中のハナムグリ? 


ガガイモの花と青い実    虫たちのおかげでめでたく結実(牛の角形の実)


ガガイモの果実   
ガガイモの“イモ(芋)”は土の中の根芋ではなく、角形の果実を芋に見立ててついた名前。
熟すと縦長に裂ける。


ガガイモの断面(うっかりタネなどを取り除くのを忘れてしまった)
ガガイモの青い実を切って、タネを取り除くと内側が白色で鏡のように光ることから
「鏡(輝美)芋」の別名もある。


熟した実は縦に2つに裂け、タネが飛び去った後はカヌーの様な形になる。
古事記には、小さな体のスクナヒコノミコトがこのガガイモの船(天の羅摩船)で海を渡ってきたと書かれているそうです。ガガイモは日本で書物に登場する最古の植物とか。
~参考資料「種子たちの知恵」~


長い絹毛の付いたタネは、捕まえてタンスの中で飼うと幸せになるという「ケサランパサラン」とも言われている。


このままの状態で草刈りがされずに、ケサランパサランが観れますように!