akatonboのブログ

“自然大好きシニア”の目でとらえた“自然の美しさやおもしろさ”などを
紹介していきたい。

アレチヌスビトハギ

いつもの散歩道でアレチヌスビトハギ(荒れ地盗人萩)の花がよく目につきます。
果実にはかぎ状の毛があり、服などにくっついてしまう厄介な雑草です(種子を遠くへ運んでもらうこの植物の戦略)マメ科の特徴である、紅紫色の蝶形花は目立ちます。在来種のヌスビトハギ(盗人萩)よりは花も果実も大きく、繁殖力が旺盛な、北アメリカ原産の外来種です。

コナギとアメリカコナギ

水田雑草のコナギとアメリカコナギです。
青紫の花は、在来種のコナギ(小菜葱)で稲作とともに渡来したといわれ
万葉集にも詠まれています。かっては野菜や痛み止めの薬草、青い染料に
利用されていました。
一方の白色の花は、外来種のアメリカコナギです。
同じミズアオイ科でよく似ていて、生育環境もほとんど同じです。近所の水
田で見かけるのはほとんどがアメリカコナギで、コナギはあまり見かけませ
ん。写真のようなツーショットは初めてです。外来種の繁殖力の強さを
物語っているようです!

サギソウ


“鷺草”の名の様に白鷺が翼を広げたような花の形です。今年の3月に、友人に
分けてもらった球根を、育てたものです。

サギソウの青い実(種)ができました。
初めて観るサギソウの実(タネ)です。これからも観察を続けていきます。