akatonboのブログ

“自然大好きシニア”の目でとらえた“自然の美しさやおもしろさ”などを
紹介していきたい。

天空の農園

大阪・梅田に出たついでに久し振りに大阪ステイションシティの、知る人ぞ知る、11階「和らぎの庭」12階「風の広場」14階「天空の農園」へ行ってきました。
長いエスカレーターで11階「和らぎの広場」、短いエスカレーターで12階の「風の広場」。ここは眺望もよく、ベンチやテーブルなどが有り、樹木や季節の植物が植栽されていてまさに憩いの広場です。
そこから長い階段を(少ししんどいですが)上ると、14階の「天空の農園」、
ブドウの収穫と稲刈りは既に終わっていましたが、お天気も良く、農作物や花、眺望を愉しみました。


天空の農園の案内図(ノースゲートビル14階)


特大キャベツや桜島大根などが栽培されています。

たわわに実ったホップ    地ビールでも作るのかな?


乱立するビルを背景にコスモスが揺れていました

花壇エリアでは季節の花が目を愉しませてくれます。


ムべの実   (稲刈りの済んだ田んぼを囲むフエンスでたくさんのムべが・・・)
アケビの仲間だが、アケビの様に実が割れないので、古代から皇室に献上された“伝説の果実”。またアケビの様に落葉しない、常緑の蔓性木本なので、「トキワアケビ」とも呼ばれています。
天智天皇が琵琶湖南部(現滋賀県近江市一帯)へ狩りに出かけた際、8人の息子を持つ元気な老夫婦に出会い、「お前たちはなぜこのように元気なのか?」と尋ねられた。
老夫婦は「この地で採れる無病長寿の果物を、毎年秋に食べているから」と答え、その果物(ムべ)を献上したそうです。それを賞味した天智天皇は“ムべなるかな!(もっともだな!)”とおっしゃられたそうです。
それが“ムべ”の名前になったとか・・・


「参考」アケビの実      矢田丘陵にて

有馬富士公園へ

観察会“サークル”の例会で有馬富士公園へ行ってきました。
アクテイブロクさんのブログ「10月17日のアサギマダラ」でも紹介していますが・・


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福島大池から有馬富士(374m)を望む


新三田駅から有馬富士公園へ向かう道中   野の花観察


紅・白花のイヌタデ   白花のイヌタデは初めて見る 

福島大池畔で水辺の鳥観察(ハクセキレイ)  遠くにヒドリガモも・・・


植栽された「サネカズラ」観察中
暖地の山野に自生する蔓性の常緑木本。茎に含まれる粘液を煮出して整髪に利用したことから「ビナンカズラ(美男葛)」とも呼ばれる。

サネカズラの果実(小さな果実が集まった集合果)  熟すと赤くなる
果実は滋養強壮、咳止め等の薬効があるようです。

サネカズラの花   

サネカズラの花


ネズ(ネズミサシ)   ヒノキの仲間 
葉を触ると痛い!  痛くてネズミが通れないので、“ネズミサシ”の名がある。
「果実はジン等の洋酒の香りづけに利用される」そんな話をすると、匂いを確認する人も・・・


ヌルデの葉っぱにできた虫こぶ(五倍子)
タンニンを含むこの虫こぶは、かってはお歯黒に利用されようだ。


公園内の温度計では20℃   少し風もあって心地よい観察日和でした!

万博記念公園で・・

サークルの“下見とドングリ採取”で訪れた万博記念公園。
既にアクテイブロクさんの“万博「花の丘」”でも紹介された、万博記念公園の様子です。


「太陽の塔」の目は青かった?!
公園のシンボル・太陽の塔の目が青い!デザインを変えた?(後でわかったことだが背面の受け皿みたいな箇所が青色なので、“目の色”として青く見えていたようだ。


お気に入りの一枚    白いコスモスと白い雲    花の丘にて


コスモスに花粉にまみれたクマバチが訪問        花の丘にて
白よりも赤色など色付きが好きみたい・・(アオスジアゲハやツマグロヒョウモンなど蝶も訪問)


赤ソバ   コスモスに花を添える?ように     花の丘にて
おそらく、この紅い色のソバはヒマラヤ原産の紅い花のソバを持ち帰り、研究して日本の気候に適用するように品種改良された「高嶺ルビー」という品種だろう?
赤ソバは一般の白い花が咲くソバよりも、実の収穫量は3分の1程度だとかで、主に「景観用・観賞用」に利用されているようです。


ミゾソバ    花の丘の遊歩道わきの草むらで
花や葉が“ソバ”によく似ていて、名前の由来がよくわかる“溝蕎麦”。
ママコノシリヌグイなどと同じタデ科の植物

オオケタデ(大毛蓼)   花の丘の遊歩道脇にて
イヌタデを大きくしたようなタデ科の植物。
江戸時代から観賞用として栽培されていたものが、今や川原や荒地に野生化ている植物


熱帯スイレンとユーモラスなカバの像   “平和のバラ園”の一角で


熱帯スイレンの花蕾に翅を休めているイトトンボ     カバ像の近くで


これから採取してきた「マテバシイ」を「ドングリクッキー」を作るために
粉に加工する作業に取り掛かりま~す!