akatonboのブログ

“自然大好きシニア”の目でとらえた“自然の美しさやおもしろさ”などを
紹介していきたい。

木通(アケビ)の花🌼

コシアブラ(若芽)を求めて、厄除けの古刹・松尾寺まで山道(参道)を歩いてきました。
目的のコシアブラはまだ時期が早いようで採取できなかったです。


幸いにこの時季ならではの3種類のアケビの花を観ることができたので、紹介です。



秋の山の果実の代表と言えるアケビ。
木通(アケビ)の果皮や春の新芽が山菜として利用できるので、最近は栽培されてもいるようです。


アケビの雌花(淡紅色)と雄花(白っぽい)


アケビの葉は掌状複葉(小葉が5枚)


三つ葉木通(ミツバアケビ)の雌花(暗赤色)と雄花(つぼみ)

葉は複葉(名前の通り小葉が3つ葉)
矢田丘陵で見かけるのは、ほとんどがこのミツバアケビ



五葉木通の雌花(紅紫色で三つ葉木通より大きめの花)と雄花

アケビと三つ葉アケビの交雑種と言われ、あまり実を付けない。
花色はミツバアケビに、葉の形はアケビに似ている。


ゴヨウアケビの葉(掌状複葉で小葉が5枚)

これくらいの若葉だったら、食べられるかな?(お浸し?天ぷら?)
まだ食したことがない( ´艸`)



サルトリイバラの花
葉はお団子を包んだりするので、田舎では「団子の葉」と呼んでいた。
若葉は食べられるようですが・・・



山桜は葉桜に、カスミザクラが咲き始めました。


カスミザクラの花柄と葉柄(山桜とのちがい)を観察

カスミザクラの花柄や葉柄には産毛が( ^ω^)・・・
(山桜には花柄も葉柄にも産毛は無い)
たまたま手が届くところで観察できたが、いつもはそうはいかない。
場所(山)と咲く時期(山桜より遅い)などでカスミザクラかどうかを判断しています。


ベニシジミ


ベニシジミ♀



ウワミズザクラやガマズミ、モチツツジの花も咲き出しています。
これからも新緑と草木花を楽しめそうです😊