akatonboのブログ

“自然大好きシニア”の目でとらえた“自然の美しさやおもしろさ”などを
紹介していきたい。

下鴨神社・糺の森で・・・・

先日、所属するサークルで世界遺産の「下鴨神社・糺の森」へ行ってきました。
(アクテイブロクさんのブログで「幻の田代蘭」「雅の世界」でも紹介されています)



移動途中の京阪電車「出町柳駅」の構内の壁画「葵祭の巡行図」
観察会のテーマとも関連する〝葵祭″  光源氏ならぬ「光るロク」さんは居るかな( ´艸`)


鳥居の前で「賀茂御祖神社」何と読むでしょう?との質問が・・・
「かもみおやじんじゃ」と読み「下鴨神社」の事だそうです。


植物観察の始まり・・・いつも観ているのとは違う、「アオキ(雌株)の実」


アオキの実の虫こぶ「アオキミフクレフシ」
ガイド役の「静御前女史」が教えてくれた。
果実の黒い穴は「アオキタマバエ」の幼虫が果肉の中で育ち、羽化して出て行った痕とのこと(初見の虫こぶ)



薄暗い林内に白い花の群落「藪茗荷(ヤブミョウガ)」


藪茗荷(ヤブミョウガ)
1株に両性花と雄花が付き、両性花は花弁より雌しべや雄しべが飛び出している


花蕾を薬味や酢の物にするミョウガと混同している人もいたようだが
このヤブミョウガは「ツユクサ科」で、食用にしている「ショウガ科」のミョウガとは違うもの。    葉っぱがミョウガの葉に似ていることからの名前


このヤブミョウガは食べられるのか?
調べたところ、初夏の葉が開き切らない若芽を、塩茹でして食べることができるそうだが・・



午後からは歴史探索
事前レクチャー時に
シニア自然大学校の機関紙「自然と仲間」に掲載された私の記事の紹介が・・


掲載された記事

世界遺産「法隆寺」の裏手の棚田で偶然に撮った「アカボシゴマダラ」

友人を通して調べてもらったところ、特定外来種に指定されている「アカボシゴマダラ春型」と判明(南の蝶ということで喜んだのに・・・特定外来種とは😞)


春型は翅の縁の赤い斑が淡い桃色、数年前に神奈川県で人為的に放蝶された中国亜種だそうで、関東から、我が県にまで拡大してきているとは!
在来種は奄美大島に棲んでいるらしい。奄美大島にこの外来蝶が持ち込まれると交雑することなどが懸念され、「在来種の保存」が危ぶまれる事態になりかねない。




糺の森、馬場にて   道路の微かに湿った場所で吸水している「アオスジアゲハ」


なかなか止まらないアオスジアゲハだが・・・
アクテイブロクさんが「止まるよ!」と声かけてくれたので、パチリ!と😊