akatonboのブログ

“自然大好きシニア”の目でとらえた“自然の美しさやおもしろさ”などを
紹介していきたい。

コガネグモの"隠し帯"と藪枯らしの花など

日曜日に4回目のコロナワクチン接種を済ませた。
幸い副反応も軽く済み(注射部位が痛くなっただけ)、まずは近所散策からの活動再開。


近所の川沿いの遊歩道脇で
👀藪枯らし(ヤブガラシ)の生い茂っているところにコガネグモが巣を張っているのを発見!


⇒の目立つ白い糸がコガネグモの「隠し帯(かくしおび)」と呼ばれる

そもそもこの"隠し帯”について調べるきっかけになったのは


グランドゴルフの仲間たちとコガネグモの巣を見たのがきっかけ。
大きく張り巡らされた蜘蛛の巣なのに、この白いクモの糸がひときわ目を引く。
なんでだろう?
時々見かけるコガネグモだが、今まで考えたことはなかった。


「子どもの頃、夏休みの自由研究の宿題があったよね!」と仲間の1人が・・・
「じゃ調べてみるか」となった次第・・・


コガネグモの✖状の隠し帯(近所の公園で)


コガネグモは大きな丸い網を作り、網の中心部で餌となる昆虫が網にかかるのを待ち構えているわけだが、
巣の網全体は紫外線をほとんど反射せず、
「白い太い糸の隠れ帯」と"コガネグモのからだ”は紫外線を反射する。
紫外線をはっきり見ることができる昆虫はそれらを「花の模様」と見間違う。


このコガネグモの巣の隠し帯は、餌を引き寄せる戦略の一つとのこと。


「スパイダーシルク」
クモの糸を作る遺伝子を蚕の卵に注射して
蜘蛛の糸の成分を含んだ「スパイダーシルク」を蚕に作らせる技術が開発され、
靴下などのバイオ素材として注目を集めているらしい。


コガネグモは地域によっては絶滅危惧種。
近所で見られるのは自然環境に恵まれている証拠😊



藪枯らしの花


ヤブガラシの花
小さな花は 淡緑色からオレンジ色(花盤をなめると甘い蜜の味)、ピンク色に変化。


猛烈な勢いで繁殖することから、藪枯らしの名になったとか。


ヤブガラシは
蔓が伸びるころ、蔓の先の若芽を採取し、茹であく抜きをして、炒め物やあえ物などにして食べられる。
(アクテイブロクさんに教わった野草料理の一つです)


コヒルガオの群落


コヒルガオ


花も大きいのでヒルガオと思ったけど・・・
葉っぱを見たら葉の形が・・コヒルガオのようだ。