akatonboのブログ

“自然大好きシニア”の目でとらえた“自然の美しさやおもしろさ”などを
紹介していきたい。

近所を歩けば・・

梅雨前線の影響で、天候が不安定。雨が心配で松尾寺詣出にも出かけられない。
退屈しのぎに、デジカメ片手に近所をぶらりと・・歩いてみた。
たっぷりの雨で草花はイキイキ、そこに何種類かの蝶々が飛び交っていた。


モミジアオイ   紅葉のように切れ込んだ葉っぱとハイビスカスの花の様な“芙蓉の花の仲間”


オクラの花   オクラ(果実)も美味しいけど、花も美しい 


ヤマトシジミ?   貸農園にこのシジミチョウが乱舞  見えているのは翅の裏

ヤマトシジミ?       翅を開く(翅の表)と薄いブルー

ヒメジョオンの花で吸蜜しているベニシジミ   (小さなシジミチョウの仲間)

ヒメジョオンで吸蜜しているベニシジミ


ヤナギハナガサで吸蜜しているモンシロチョウ


ツマグロヒョウモン♂


コロナ禍や集中豪雨災害の憂い、なくなりますように!

奈良の奥山へ

暑さを避けての観察会下見で、奈良の奥山・春日山原始林と滝坂の道を歩いてきました。
4連休の前日ということもあって、奈良公園は静か。(連休に入ると観光客は増えたようですが・・・)
コースは
春日大社バス停~春日大社参道~上の禰宜道~滝坂の道~首切り地蔵~芳山交番所~春日山遊歩道~中の禰宜道~春日大社参道~春日大社バス停


滝坂の道(柳生街道)   
谷川沿い(能登川沿い)のこの道は滝坂道と呼ばれ、江戸中期に奈良奉行により敷かれた石畳の道は、昭和のはじめまで柳生方面から奈良へ、米や薪炭を牛馬の背に積んで運び、帰りは日用品を積んで運んだという道。柳生道場を目指すあまたの剣豪も往来したことでしょう。
連日の雨でぬれた苔むした石畳は、スベリそうで歩きにくかったです。

川のせせらぎを聞きながら

朝日観音    この石畳の道に点在する石仏のひとつ
高円山から登る朝日を真っ先に浴びることからこの名がつけられたという。
実際は観音ではなく、中央は弥勒仏、手前(左)と奥(右)は地蔵仏。
鎌倉時代の石彫の代表的なものだそうです。


首切り地蔵    お地蔵さんの首に切れ目があり、荒木又右衛門が試し切りしたという言い伝えが残っている。
ここにはトイレと休憩所があります。
7~8年前、足首をヤマヒルに吸われていて手当した、苦い思い出の場所です。

帰りの春日山遊歩道   管理道路なので整備されている
イヌザクラ、イロハモミジ、カゴノキなどの大樹があるらしいが同定できず・・
電車が混まないうちにと帰路を急いだ。

モンキアゲハ    名前は知っていたが近くでじっくり観察したのは初めて。
白い斑紋を見せて、ひらひらと優雅に舞う姿にうっとり!動画で撮れたらどんなにいいか・・
モンキ(紋黄)の名なのに、なぜ紋は白いの?
アクテイブロクさんの“奈良の生き物”でその疑問が解けました。
若いモンキアゲハなのですね。

翅をひろげてとまると、紋が見えない!?
白い大きな斑紋は後翅にあるので・・・これもささやかな発見?です。


長い梅雨とコロナ禍でかなり体力が落ちたようです。
10キロほどの行程で、バテ気味でした。
松尾寺詣出を再開しなくては・・・

霧中の観察会

六甲、高山植物園での観察会(既にアクテイブロクさんのブログ、7月18日のニッコウキスゲや20日のキツリフネでも紹介された)へ行って来ました。
ケーブル山上駅に着くと、そこは別天地!ひんやりとした冷気の中、霧が立ち込め幽玄な世界が広がっていました。
自然大好きの私たちは霧中の、夢中の観察会でした。


大樹ナツツバキ    まだら模様の樹皮を観察(花は既に終わった?)


霧の中を六甲高山植物園へ向かう

ヤブカンゾウ     “ヤブカンゾウの花蕾の甘酢漬け”についてレクチャーを受ける

霧の製氷池(仲間の話ではかってここから氷を切り出していたとのこと)

霧雨に濡れた紫陽花が道中を彩っていた  六甲高山植物園はもうすぐ・・・


六甲高山植物園にて

レンゲショウマ(蓮華升麻)    霧の中から天女が舞い降りたような・・・
福島~奈良の山地の中に咲く多年草   1種1属の日本特産種だそうです。


ギンバイソウ(銀梅草) 紫陽花と同じユキノシタ科 

ギンバイソウ   葉先が大きく2つに切れ込んでいるのが特徴