akatonboのブログ

“自然大好きシニア”の目でとらえた“自然の美しさやおもしろさ”などを
紹介していきたい。

奈良公園で探鳥会🐦

フリー参加型の探鳥会に行ってきました。
開催予定日は雨で、順延したものの(ピンポイント予報では降水確率0%なのに)なぜか雪!
降ったり止んだり・・雪を振り落としながらの探鳥会となった。


お目当てのヒレンジャクを見る

遠くの落葉樹(エノキ?)に寄生しているヤドリギの実を食べに来ているヒレンジャクを見る(天気が悪いので、双眼鏡ではシルエットだけ)望遠レンズの付いたカメラで写した写真を見せてもらう


ヤドリギの果実(以前アップした画像)
キレンジャクも混じっていたらしい。




馬酔木(アセビ)の花の蜜を吸いにメジロが!
近づいても逃げないので、こんな写真が撮れた😊
(鹿も食べないというアセビの毒は、大丈夫なのかな?)



ビンズイ(セキレイ科)      大仏池の池畔で
名前は知っていたけど、初見。



キセキレイ(セキレイ科)  水辺でなくても見れるんだ?!



シロハラ  何度も見かけたシロハラ 「アカハラどこだ~」と誰かが叫んでいた


イロハモミジの木に寄生している「オオバヤドリギ」 春日大社参道にて
花の時期は9月で、筒状の暗紫色の花が咲くようだ。場所を知っているので観察!(観察者はアクティブロクさんと私だけ)


奈良公園といえば鹿  人通りが少ないの場所は鹿たちもゆるりと~
観光客が多い場所は人ごみに混じっておねだり鹿が・・・




2月堂から回廊から・・・左手の屋根は東大寺、正面に生駒の山並み


奈良に春の訪れを告げる〝お水取り″は
3月1日(水)~15日(水)
お松明に使われる、奉納された竹も近くに準備されていた。


さむい、寒い一日だったが・・・春はもうすぐ😊

葉蘭(馬蘭)と庭の花

久々に面白いもの~
ハラン(キジカクシ科)の果実と花芽~の発見!



皆さんご存じの
ハラン(葉蘭)やバラン(馬蘭)という名前で売られているのは
あくまでも本物の植物のハランの模造品の「人造ハラン(プラスチックシート)」


人造バラン(プラスチックシート)
お弁当や料理の飾りに利用されているお馴染みのハラン



ハラン(キジカクシ科) 中国原産の常緑の多年草 (新梅田里山にて)
この葉っぱには殺菌作用があるとか・・
小さいころには、この葉っぱをお饅頭の下敷きや、料理の飾りに利用していた。


花はまだ早いかな?と言いながら、落葉をかき分けて根元を見ると

⇒の白っぽい球形は花芽(紫色の多肉質の花は4月頃に地面にのめりこんだ格好で咲く)
花粉の媒介はナメクジやカタツムリと言われてきたが(手持ちの図鑑にも記載)
新しい説では、二ホンオカトビムシなどの端脚類やキノコバエ類が主な送粉者らしい。


①は昨年の果実(4陵の筋が入っていて、青い色だが結構硬い、地下茎と繋がっている)
②も昨年の果実?(カチカチの硬さで地下茎とのつながりはなく、コロンとそばに転がっていた)  



近所のハラン(管理者のない)も調べてみました!

伸び放題のハラン(近所のハラン)


〇印が花芽?  ⇒が果実
手入れがされず日当たりが悪いので、果実も小さなものです。


4月頃には花が見られるかも?!その時は紹介します😊
(ハランだけに波乱がなければ?)



この時季に咲く狭庭の花🌼


寒咲きアヤメ   初夏に咲くアヤメよりは小型


黄梅(中国原産の落葉低木)  中国では「迎春花」とも呼ばれている
梅の名が入っているが梅の仲間ではなく、モクセイ科(キンモクセイの様に匂いはしない)


黄梅(オウバイ)


ボケの花  帰り花も多いけどこれからが本番

千里丘陵に水鳥を訪ねて

千里丘陵の3つの池を巡りながらの水鳥観察会
おりしもこの日は節分👹鬼は我がサークルに恐れをなしたのか?穏やかな日和でした😊
(アクテイブロクさんの2月4日のブログ「節分~ドングリ蒔き~」でも紹介)


①一つ目の池(お目当てはミコアイサ)


残念ながらミコアイサは留守でした。(キンクロハジロ、オオバン、マガモなどを観る)


銀の鳥(時計塔)
鳥の声で時を告げるそうです!(時間的に鳥の声を聞くことができなかったが)
午前8時:鳥のコーラス  午前10時:カッコウ  正午:イワヒバリ
午後3時:ノジコ      午後5時:コルリ



②二つ目の池(お目当てはオシドリ)

餌をもらうのに慣れたオシドリたちがいましたよ~


オシドリの群れ
一斉に「鬼は外~!鴨は内~!」とドングリを蒔くと、向こう岸から水面を疾走するかのような飛び方で、集まってくる。
ホシハジロの群れも混じり、ドングリの奪い合い。
マガモも1羽混じっていた。


オシドリ♂
デジカメでもこの大きさに撮れるくらいの近さに寄ってくる



オシドリ♂ オレンジ色のイチョウ羽(三列風切羽根)を立てている
ドングリの争奪戦で興奮しているのかな?   手前の頭部はホシハジロ。


オシドリ♀  カラフルなオスに比べ、なんと地味な色合いなのだろう
      後頭部の方へ伸びている、白いアイリングが特徴
(オスとあまりにも違うので、一瞬違う鳥かと思った)
関西では冬場に観られるので、冬鳥かと思ったら、
本州中部以北で繁殖し、西日本で越冬する・国内を移動する「漂鳥」とのこと


仲が良くいつも一緒にいる「おしどり夫婦」に例えられるけど、
毎年相手を変えるそうだ。
調べてみると、オスはメスが卵を産むまでそばにいて、抱卵し始めるとペア解消だって!!


そもそも「鴛鴦(おしどり)夫婦」の語源は
中国の故事「鴛鴦(えんおう)の契り」に由来するとか。
オスの色合いを見るとカラフルで〝吉事″にお似合い!



③3つ目の池(お目当てはヨシガモ)

ヨシガモ♂  1羽だけいました! 警戒心が強く、近くに寄ってくれません。
オスの頭は扁平で、″ナポレオンハット”(ナポレオンの帽子の様に見える)と先輩に教えてもらった。


バン(クイナ科) 冬羽?若鳥?(バンの特徴である額板や嘴が赤くない!)
嘴の先は黄色  同定しかねていると、仲間が足指に「水かきがない」と・・
水かきがないので、泳ぐのもあまり上手でない。首を振りながら体全体を使って泳いでいる。 飛ぶのもあまり得意でないらしい。
名の由来は
大きな声で「クルルッ!」とか「クエッ!」と鳴いて水田を外敵から守る「番(ばん)」をしている鳥・「バン」になったとか。


特徴の額や嘴が赤くない「バン」 冬羽?若鳥?
何方か教えてください!