akatonboのブログ

“自然大好きシニア”の目でとらえた“自然の美しさやおもしろさ”などを
紹介していきたい。

仲間たちと奈良公園へ

「緊急事態宣言」や「まん延防止等重点措置」が全面解除となった10月1日、
サークルの例会で奈良公園へ行ってきました。
(10月2日のアクテイブロクさんのブログでも紹介されています)


「一人観察会」がほとんどですが、今回は久しぶりの例会で、仲間たちと一緒。
共感できる仲間がいるのはいいものです!


塀からはみ出している「苗代茱萸(ナワシログミ)」観察中


苗代茱萸(ナワシログミ)
来年の4月ごろ(苗代の準備をする頃)に赤く熟す。
グミの仲間なので、食べられる。あまり美味しいくはないけど・・


サイカチの果実を観察中

サイカチの豆果   マメ科
河原や水辺を好む落葉高木と図鑑にはあるが、植物園とこの奈良公園等特定の場所でしかお目にかかれない珍しい樹木
波打っている大きな豆果と幹から出ている棘が特徴。
早速仲間から、この豆果を好むサイカチゾウムシについてのお話をしてもらった。


吉城園の「茶花の庭」で


石蕗(ツワブキ)の花
暖かい地方の海岸などに群生する。故郷で良く見られる植物。
春の若芽(葉柄)は山菜として利用。
常緑で艶のある葉が美しいので庭によく植栽される。斑入りなどの園芸種が多い


霜柱(シモバシラ)  シソ科
花穂の片側にだけ花が付き、花弁より雄しべや雌しべが突き出しているのがキュート
冬の冷え込んだ朝、枯れた茎の基部に霜柱のような氷の結晶できることからこの名前が付いたそうです。


冬の花蕨(フユノハナワラビ)   シダの仲間
「ワラビ」の名前がついているが、山菜として利用はしません。
この時季の胞子葉の形が美しい。


木斛(モッコク)の果実   ツバキ科   吉城園にて
暖かい地方の海岸近くなどに自生する常緑高木
葉柄が赤みを帯び、葉は厚くて光沢があることから、庭木などに利用される。
手入れの行き届いた樹形に赤い実が目立つ。
熟すと割れて中から赤いタネが・・

馬見丘陵公園へ

そろそろ馬見丘陵公園「コキア(箒木)」の色づく頃かな?
昨秋きれいだったので、ママチャリで行ってきました。


色づき始めの「コキア(箒木)」
土曜日とあって家族連れが・・・

紅葉したコキア    ヒユ科の一年草
ユーラシア大陸原産の植物だが、日本には古い時代に中国から入ってきて、
茎を乾燥させて箒を作るので和名の「箒木」の名が付いたようだ。
草姿が円錐形の整った形なのと、紅葉が楽しめるので、観賞用として人気の植物。
ネット検索すると「コキア」を楽しめる観光地があちこちにある。
畑のキャビアと呼ばれ「トンブリ」は、コキアの中で、実の大きい系統の品種から採れるらしい。一度食べてみたい「トンブリ」です!( ´艸`)


コルチカム・ザジャイアント   イヌサフラン科


葉っぱがなくて花だけが地面から出ている(。´・ω・)?
近くで草むしりしている方に尋ねたけど・・・「わかりません!」
帰宅して調べました。


酔芙蓉(昼過ぎなので、白色から淡いピンクに色付き始めた花と紅色のしぼんだ花は昨日の花)


ガマズミの実
公園樹も実りの秋を迎えています。


イヌビワの実(♂株)  (この雄株の実は不味いです。)
枝等傷つけると乳汁がでる、イチジクの仲間
別名「イタビ」と呼び、故郷ではよく食べた(ただし雌株の実を!美味しい😋)
イヌビワコバチが寄生していると恐れて関西の人は食べるのを嫌がる人が多い(雌株の果実は大丈夫なのに・・・)
公園内で雌株を探したが見つけることができなかった・・・残念! 


芝生で子どもらのダンスの発表会。    これもコロナ禍?


室内でできるようになってほしいですね!

雨後のキノコ🍄

台風が通過した後、久しぶりに法隆寺裏手の松尾寺に行ってきました。


数日続いた雨後で、参道(山道)にはキノコがあちこちに・・・
キノコについての知識は初心者。何度か観察会に参加して得た知識と図鑑などと照らし合わせながら紹介します。


クチベニタケ   口紅のように赤い星形の模様がないと見過ごしてしまうような小形のキ
         ノコ。押すと中から埃のようなものが出てくる。


ヒイロタケ      倒木に生えているのをよくみかけるキノコ
           緋色なので、覚えやすい。


           

アカイボカサタケ    小さい傘状のキノコ


キイボカサタケ


シロイボカサタケ?(キイボカサタケより色が薄いので)


ダイダイナギナタタケ?     シロソウメンタケの仲間


キソウメンタケ?       シロソウメンタケの仲間


シロソウメンタケの仲間?



カラカサタケの仲間? 幼菌     芝桜の花壇の中に


8月に奈良公園の中で観た「マントカラカサタケ」とよく似ているが、柄の色とマントのようになる被膜が見当たらない


この場所で以前にも数本生えているのを見たが、その時の写真が行方不明


カラカサタケの仲間? 成菌(2日後)何かに食べられたのか欠けている。


真上から


傘の端っこを切ってみたが、変色はしなかった。
「カラカサタケモドキ」や「コカラカサタケ」、「オオシロカラカサタケ」の毒性のキノコは傷つけた部位が変色するようだ。


このキノコのお名前は?
キノコ図鑑とにらめっこ( ´艸`)