里山の草花🌼
茨木市「泉原の里山」観察会の下見に行ってきました。
あぜ道や林縁等でいろいろな花や果実を付けた植物に出会うことができました。
公園や植物園とは違った魅力的な植物たちですが、地元の人にとっては邪魔になる「雑草」でしかない植物。
それでも農作業の邪魔になる等の理由で、刈り取られながらもたくましく生きています。
ヨメナ(嫁菜) キク科
田んぼのあぜ道などでよく見かける花。春の若葉は香りがよいので、「ヨメナ飯」などとして利用されます。(野草料理の会で作って食べたことがあります)
後述の「ノコンギク」とよく似て、観察会の時には比らべながら観察します。
こちらは花の数が少なく、葉は滑らか、花弁の基部の冠毛が短い(目立たない)
ノコンギク?( *´艸`)(しっかり観察していないので?) キク科
野紺菊はあぜ道から山の林縁部などと広く自生。
花数が多く、花弁の基部には長い冠毛が目立つ。葉はざらつく。
イナカギク(田舎菊)別名をヤマシロギク キク科
茎は白い短毛が密生しているので、白味を帯びて見える。
ミゾソバ(溝蕎麦) 葉っぱの形から「牛の額」とも呼ばれる タデ科
田んぼや水辺など湿ったところに群生する
花蕾が金平糖のようでキュート。
ヤクシソウ(薬師草) キク科
名の由来は薬師堂のそばで見つかったからとか、薬用にされたからなど諸説ある。
薬としてはあまり利用されていないのでは・・・
オオジシバリ(大地縛) キク科
春の花なのに草刈りされた、田んぼの畔によく目についた。
名のようにジシバリより大型の草丈と花
ヒイロチャワンタケ(帰宅して調べてたところ多分に・・・)
ヒイロチャワンタケ
道の法面の裸地(草が生えていない)に赤いものが点々と・・・
確認するとなんとキノコが! キクラゲのような触感。
帰宅して図鑑で調べると、形、色、生え方等がぴったりの「ヒイロチャワンタケ」のようです。
思いがけない〝自然との出会い″これが自然観察会の醍醐味です。
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