akatonboのブログ

“自然大好きシニア”の目でとらえた“自然の美しさやおもしろさ”などを
紹介していきたい。

山桃梅(ユスラウメ)と庭梅(ニワウメ)

 「ユスラウメ」 西宮市立北山緑化植物園の薬用植物コーナーで撮影

 「ニワウメ」 自宅の庭で撮影
よく似ていて見分けが付きにくい、名前に梅がついていますが、バラ科サクラ属の落葉低木です。花の色は淡紅色~白色と同じような色ですが、花はユスラウメの方が一回り大きいです。花の色も形もよく似ているので、見分け方のポイントを強いて挙げるなら「ニワウメの樹形が株立ち状」になることです。
よく庭先などに植えられていて、6~7月に赤い実をつける、馴染みのある果樹です。赤く熟した実は生食で食べても良し(生唾が出てきます!)果実酒(薬用酒)にしても良しの果実です。果実の種をユスラウメは、毛桜桃(もうおうとう)の名で、ニワウメは郁李仁(いくりん)の名の生薬として利尿薬などに利用されています。