akatonboのブログ

“自然大好きシニア”の目でとらえた“自然の美しさやおもしろさ”などを
紹介していきたい。

エドヒガン

 「黒川・桜の森」のエドヒガン群生

 「微笑み桜」推定樹齢150年ほどのエドヒガン、桜の森のシンボルツリーで「いつも微笑みかけてくれる」と来場者が命名

 「長老」桜  推定樹齢150年以上のエドヒガン、風格のある樹形に菊炭友の会が命名

 

    谷沿いに群生するエドヒガンの群生
 大阪梅田から1時間もかからない、猪名川上流に域に群生するエドヒガンを観に行って来ました。例年より遅い開花とあってちょうど花は見ごろ、あいにくの曇天も気にならないほどの感動でした。
 地元の友人の案内で、まずは「黒川・桜の森」へ。ここは「菊炭友の会」サークルによって保全活動が行われていて、散策路も整備されています。「微笑み桜」「長老」などと大きな木には名前が付けられていて、大切に守られています。
 次は「国崎クリーンセンターの群生地」へ。ここは昔の鉱山の跡の間歩などが残っていて危険なので、自由に立ち入ることができなく、期間限定の開放で予約が必要。ガイド付きの花見となった。傾斜地のクヌギやコナラの林の中の谷沿いに群生しているエドヒガンを観察した。
 帰路は一庫ダム湖畔と山を彩っているエドヒガンの景観を楽しんだ。自然の中に溶け込んでいる自生のエドヒガンを眺めていると、懐かしさがこみ上げてきます。故郷の島の桜と言えば、自生のヤマザクラでした。花見などはなく「山に咲く桜の景観」が春の桜の風景でした。ふるさとの“記憶の中の桜の風景”と“エドヒガンの咲く風景”が重なって感慨深かったです。