akatonboのブログ

“自然大好きシニア”の目でとらえた“自然の美しさやおもしろさ”などを
紹介していきたい。

公園の片隅で

近所の公園の片隅で、ガガイモの花と果実を見つけました。
花はよく見かけるのですが、果実はあまりお目にかからない、珍しい(私にとっては)ものです。


刈り残されたフエンスの周囲で

ガガイモの花    五角形の星形の花で白い糸状のものは花の”飾り”とか・・


ガガイモの花を訪問中のハナムグリ? 


ガガイモの花と青い実    虫たちのおかげでめでたく結実(牛の角形の実)


ガガイモの果実   
ガガイモの“イモ(芋)”は土の中の根芋ではなく、角形の果実を芋に見立ててついた名前。
熟すと縦長に裂ける。


ガガイモの断面(うっかりタネなどを取り除くのを忘れてしまった)
ガガイモの青い実を切って、タネを取り除くと内側が白色で鏡のように光ることから
「鏡(輝美)芋」の別名もある。


熟した実は縦に2つに裂け、タネが飛び去った後はカヌーの様な形になる。
古事記には、小さな体のスクナヒコノミコトがこのガガイモの船(天の羅摩船)で海を渡ってきたと書かれているそうです。ガガイモは日本で書物に登場する最古の植物とか。
~参考資料「種子たちの知恵」~


長い絹毛の付いたタネは、捕まえてタンスの中で飼うと幸せになるという「ケサランパサラン」とも言われている。


このままの状態で草刈りがされずに、ケサランパサランが観れますように!

コロナ禍と猛暑のなかで

コロナ禍と連日の猛暑の中、今日から9月に入りました。
この二重苦のなかでも、私にとっては良いことも・・・


一つは「天声人語」書き写しを7年ぶりに再開したこと。

左(2013年7月17日~2020年7月12日) 右(2020年7月14日~残り2ページ)


御存じのように「天声人語」は朝日新聞の1面に毎日掲載されているコラムです。

脳トレのつもりで、鉛筆、消しゴム、拡大鏡(時々漢字を拡大)を使って書き写していますが、字はミミズが這ったよう・・送り仮名はよく間違うし、漢字も書けない。
年を取るとはこんなことか!改めて年を感じます。


わからない漢字や語彙は辞書をひき、学習です。
1冊が1か月分の書き写しノートですが、1冊目は7年間かかり2冊目は2ヶ月ほどで終わり予定。
書き写す作業中は“心穏やか”です。



2つ目は身近な自然を楽しんだことです。

アキノノゲシ    道端に咲いていました・・まさに“野の花”、心惹かれます。


酔芙蓉(スイフヨウ)    名前の様にこれから淡いピンク⇒夕方には濃い紅色にと花の色が変化する。一日花なので傍の濃い色の萎んだ花は昨日のもの。


黄花コスモスにアゲハチョウ         近くの駐車場の花壇で


アゲハチョウ
撮ってくれとばかりに?ひらひら舞うので・・・その割にはじっと止まってくれない


まだまだ厳しい残暑とコロナ禍が続きそうですが、
“シニアパワー”でがんばりま~す!

武田尾廃線コースへ

連日の猛暑が続く中での“武田尾廃線コース”での観察会に行って来ました。
”コロナ”“熱中症”“シニア”の三大リスクを考えてのこのコースの選択。


ハイキング道として整備されたこのコースは、車は通らない、武庫川に沿い、トンネルが多い、市街地よりは涼しいに違いない!?「クールスポット」として同じ思いを抱いた数組のグループにも出会った。


観察中    観察は日陰で!  日向は早足で!


仙人草の群落   清涼感が漂う
観察会の様子は「ロクさんのアクテイブライフ」の「猛暑観察会」「ボタンヅル」もご参照ください。

ミヤマアカネ(未成熟型)♂  翅に茶褐色の斑紋が・・・
私にとっては珍しいトンボ。   昆虫に詳しい知人に同定してもらった。


武庫川の流れを眺めながら・・武田尾からの廃線コースに入る
奥に見えているのは長尾山第1トンネル入り口


長尾山第2トンネル内  


2番目に長い長尾山第1トンネルを抜けると・・・


武庫川第2鉄橋    コース第一の撮影スポット
私たちはここから引き返す(武田尾へ)


撮影隊の御一行さまとの出会いも・・・


打ち上げは冷たいビール、ソフトドリンク、アイスクリームでささやかに・・・


リフレッシュできた一日になりました!