akatonboのブログ

“自然大好きシニア”の目でとらえた“自然の美しさやおもしろさ”などを
紹介していきたい。

長居植物園で

長居植物園で出会った「アオサギ」や「昆虫」たち。
これも自然との“一期一会”の出会いかな!?

アオサギ    “抜き足差し足”で採餌中のアオサギ

芽吹きの遅いハスの中で・・

小魚?をゲット?

モンシロチョウと綿毛花車(アークトセイカ)
関西タンポポによく似た「綿毛花車」で吸蜜中
私の興味はよく見かける紋白蝶より花に・・・
以前から気になっていたこの花の名前が知りたくて、植物園の方に訊ねました。
アークトセイカ(綿毛花車)  南アフリカ原産の外来種で野生化したものもあり、また花壇のグランドカバーとして植栽されているそうです。

綿毛花車(アークトセイカ)  
“綿毛”と言ってもタンポポのように花後は“綿毛”にはならないようで、“タンポポの様な綿毛”を探したが見つかりませんでした。名の由来は葉や茎に細毛が密生し、葉の裏側には白い毛で覆われいるからかも・・・地面を這うように茎をのばしての繁殖です。

シャーレ―ポピー  

ポピーの花を覗くと 「花粉まみれの昆虫」が!  カメムシの仲間?

花の中まで覗く“変なおばちゃん?!”です。

スモークツリー(煙の木)

長居植物園で“スモークツリー”に出会いました!
何度も訪れている植物園ですが、名前の如く“スモークツリー”状になったのを見たのは初めてです。この状態は?「花はどこ?」とルーペまで持ち出して観察しましたが、わかりません。
後でネットなどで調べたところ、この見頃の“スモークツリー”は花後で、「小さい花が咲き終わった後、花柄が長く伸びて、不稔花の花柄には細かい糸状の毛が密生した状態だった」とようです。
「スモークツリー」の名の由来は、この長く伸びた花柄を持つ花序の様子に由来しているそうです。別名は「ケムリノキ」。雌雄異株で、スモーク状になるのは雌株だけだそうです。

スモークツリー(紅白)
ヨーロッパからアジアにかけて分布する「ウルシ科」の落葉樹
日本には明治時代に渡来し、ユニークで印象的な花を付けることから庭木などに人気があるようです。

スモークツリー(赤)

スモークツリー(シロ)

スモークツリーの果実   中央にある米粒ほど実(種子)


来年は“花”を観てみたい!

紫草(ムラサキ)

古くから薬用や染色に用いられてきた植物「ムラサキ」、もともとは野山に自生する植物ですが、今や絶滅危惧種に指定され、自生のものにはお目にかかれなくなりました。
新聞で紹介された「万葉植物園のムラサキの花」を訪ねてみました。

ムラサキの花

春日大社神苑「万葉植物園」の入園券
古くから和歌にも詠まれていた紫草(むらさき)
根っこはは紫の染料として。ベニバナ、アイと同じく「日本三大染料」の一つ

先日訪れた近畿大学薬用植物園の「ムラサキ」の説明札 
ムラサキの根を乾燥させた生薬「紫根(しこん)」は煎じ薬の漢方薬としてだけでなく
、切り傷や皮膚疾患などの外用薬などにも用いられているようです。

紫雲膏  
以前揚げ物をしていて顔にやけどを負ったとき(ー_ー)!!薬局で進めてくれた紫雲膏
お陰でやけどの跡も残さず綺麗に治りました。