akatonboのブログ

“自然大好きシニア”の目でとらえた“自然の美しさやおもしろさ”などを
紹介していきたい。

“マダニ”の被害に!!

災いは忘れた頃にやってくる!


毎年この時季になると、観察会で話題にのぼる「マダニ」
コロナ禍で、ここ3年ほど頭から抜けていたようだ。


外出先から帰宅して風呂に入ろうとした時、右足の付け根に"小指の先ほどの白いいぼ状の物体が付いている”!! もしかしてあのマダニ?!


数日間を振り返ってみると・・鹿やタヌキを目撃したあの「4日前の探鳥会」に違いない。


「皮膚科のクリニック」(夜の診療時間に間に合いそうだったので)に連絡をして受診


◎マダニが吸着していて、周囲も少し発赤があると診断され
マダニによる感染症の話や、マダニの口器が簡単に皮膚から抜けない構造になっている等の説明があった後、


次の2つのうちどちらかを選ぶように言われる
①マダニだけを除去する(マダニの一部が皮膚内に残る可能性があり)2週間後に発熱などの症状が現れることもある(抗生剤など処方するが・・)
②マダニごと皮膚を切除


②を選びました😢
局所麻酔して皮膚をV字型に切除!傷跡を縫合
(1週間分の抗生剤と痛み止め頓服を処方してもらう)
場所が場所だけに入浴やシャワーができないのが辛いが、順調に経過し明日は抜糸予定。


これからは
観察会などで草むら等を歩くときは、靴下をズボンに入れる、胸元を開けない、タオルなどを首に巻く、虫よけスプレーの使用など、帰宅時はシャワーや入浴などで体の点検などと
(マダニは、脇の下、膝の裏、足の付け根身体のやわらかい部位にとりつく)
気を付けていきます!
(写真はあまりに生々しいのでカットしました)


◎狭庭の花など(花は終わりかけ)
★カシワバアジサイ(葉っぱがカシワの葉に似ている)



★ガクアジサイ(飾り花の色が年々青色から紅色系に変化)


★ガクアジサイの仲間


★"墨田の花火"アジサイ(園芸品種で、これも年々飾り花の色が白色から紅色系に変化)


★手毬咲きのアジサイ



★シロミノコムラサキ(シロシキブ)

白色の果実をつけるコムラサキ(園芸品種で種子から育てたもの)
4月に能勢の初谷渓谷で観た「シロミノヤブムラサキ(珍しいもの)」とは違います! 



★ニワウメ(熟したものから食べています😋)



マダニに等に気を付けながら、これからも自然観察をして行こうと思っています。

久々に探鳥会に参加

久々に探鳥会に参加
榛原市の「子供のもり公園」は「ヤマセミの観察のスポット」として有名らしい。
昨年のこの時期にも参加したが、その時は見られなかったが・・・


今回は・・・
朝早く現地入りした仲間にヤマセミの写真を見せてもらい、期待に胸が高まる。


川沿いに野鳥を探しながら・・・



対岸にヤマセミが!

対岸の米粒ほどに見えるヤマセミに25名の視線が!!


私のデジカメの写真(証拠写真程度)


仲間のカメラの写真を覗くと・・

◎ヤマセミの幼鳥らしい
日本のカワセミ類の中で一番大きく、黒と白の鹿の子模様の斑があり、頭の冠羽がチャーミングな野鳥
山地の渓流に生息する、〝渓流の貴婦人"と称されるそうだ(カワセミは川に生息)



◎ホオジロ(証拠写真にもならない写真😢)


◎サンコウチョウはどこだ~
🎵ピヨロピ、ホイ、ホイ、ホイ🎵最後のホイホイホイがリズミカルで愉しい!
ピヨロピを「月日星(ツキヒホシ)」と聞きなして、三つの光という意味の「サンコウチョウ」の名になったらしい

写真を撮ることはできなかったが飛ぶ姿は見えたらしい


クマタカだ~

上空を飛んでいるのを確認はできたが、私のカメラでの撮影は無理!


終わりの会の「鳥合せ」では28種の野鳥を観察!



🔎邪魔をしない程度に観察した植物🔎


今回も出会えた◎「クモキリソウ(雲切草、蜘蛛切草など)」

◎クモキリソウ:ラン科で山地の林下に生える多年草、葉は茎の下に2個付く
本種は淡緑色の花色なので「アオグモ」
他に花色が淡紫色~黒褐色のものがあり「クログモ」とよばれるそうだ。

黒い紙を背景にして写した「アオグモ」



◎オカタツナミソウ(丘立浪草)


◎シロバナオカタツナミソウ(白花丘立浪草)オカタツナミソウの類似種で花が白色

仲間が見つけて、名前を聞いてきた



これってなあに?

探鳥会の途中、葉が白くなったマタタビを観て足を止める仲間たち



◎マタタビ(探鳥会の帰り道に出会ったので仲間と観察)

花が咲くころ、枝先の葉っぱが白くなり、葉に隠れて目立たない花に代わり昆虫たちにアピールするとか?!

キーウイの雌花にそっくりの花(雄花を付ける株と雌花と両性花を付ける株があるようだ)


遠くからでも目立つ、白くなった葉っぱ(花の時期が終わると元の緑色に戻る)


野鳥についていろいろ教えてもらい、
知っている植物の名前などは知らせてあげた


たまにはこんな探鳥会参加もいいかな(^^♪

二上山で出逢った植物たち

前回の続きの二上山で出逢った花や果実の紹介です。


★アジサイ科の花🌼
◎イワガラミ(岩絡み) アジサイ科

中央に集まっている小さな両性花はまだ蕾、その縁を1枚の白い卵形の装飾花が目立つ。
二上山(雌岳)の7~8合目あたりの数か所で見られた。


同じように山で見かける、「ツルアジサイ(蔓紫陽花)」との違いは、ツルアジサイの装飾花は~花弁状に変化した萼片がふつう4個である。



◎ヤマアジサイ(山紫陽花) アジサイ科

中央に小さな両性花(まだ蕾)が集まって、その周囲に装飾花(ここのは白色)
谷沿いの道脇で
ガクアジサイと似ているが、こちらの方が葉っぱに光沢がなく薄いようだ。
白色~青紫色~淡紅色などの花色があるようだが、ここでは白色しか目に付かなかった。



★珍しい、地味な花
◎サンショウソウ(山椒草)の雌花    イラクサ科

山地の湿った所に生える、日本固有種  レッドデータブックに掲載されている県もある
「ウワバミソウ」と思ったが・・・良く観ると少し違う!
茎の両側に葉が開いて付く様を「サンショウ(山椒)」の葉に見立ててついた名とか。


★山野で良く見かける花
◎ツルアリドオシ(蔓蟻通し)  アカネ科

山地の木陰に生える常緑の多年草  花も赤い実も、常緑の低木・アリドオシ(蟻通し・十両)とそっくり!


★木の実いろいろ
◎ニワトコの果実

たわわに実った赤い葡萄の様な果実・・名前がなかなか思い出せなかった。
3か所目でやっと"ニワトコだ!”と・・・
春先のブロッコリー状の花蕾は山菜として食用になる、あのニワトコ!
果実になると何とも毒々しい!(有毒成分を含み、この実は食べられない!)


◎ハナイカダ(花筏)の青い果実

雌雄異株で、この株は雌株  
葉っぱの上に乗っているような果実は熟すと黒くなり、食べると甘いそうだ。



★キイチゴの仲間
◎クサイチゴ(草苺) もちろん食べられます( ´艸`)




◎モミジイチゴ(紅葉苺)? 二上山雌岳9合目あたり

ナガバモミジイチゴにしては葉が違うような・・・
もちろん食べられます!
写真を撮っていると、女性のハイカーが手を伸ばして食べていました😒


★キノコの仲間
◎シロヒメホウライタケ   ホウライタケ科

薄暗い谷筋でみつけた。
枯れ枝に生えているのが珍しいので、帰宅して調べてこの名にたどり着いた。



ササユリだけでなく、二上山は植生豊かな山です!