久しぶりの松尾寺詣で。
地域では厄除けで有名な古刹・松尾寺。いつも"お参りプラス他に目的が・・・”
今回は"コシアブラ"の山菜取りを兼ねての御参り。
コシアブラは葉が展開して、若芽というより若葉になってしまっていた。
若葉になったコシアブラにがっかりしながら、お寺の山門をくぐると
もうギンリョウソウ(銀竜草)が!
境内には数か所生える場所があり、いつもよりは少ないながらも数本ずつ確認できた。
ギンリョウソウ(銀竜草) ウロコ状の葉に包まれた花姿を竜に見立てた
林の中などの薄暗い湿った、落葉などの多いところに生える腐生植物(光合成はせず、菌類などから栄養を得る)
薄暗いところに生え、全体に白く透き通った感じなので「ユウレイタケ」とも呼ばれる
ギンリョウソウ(銀竜草) 青い目の一つ目小僧?
ギンリョウソウ(銀竜草)
ギンリョウソウ 花は茎の先に下向きに1個咲くが、
白くて丸い果実は、横向きに付くようだ(まだ見たことがない)
お寺の境内の中の、松尾山の山頂に近い場所に「松尾神社」があり、そこの参道の石段で
今度は珍しい「キノコ」を見つけた!
石段の脇に1個ずつ4個も。
帰宅して、山と渓谷社の「きのこ」図鑑で調べてみたら
アミガサタケの仲間のようだ。
山と渓谷社の「きのこ」図鑑の「アミガサタケ」
アミガサタケ? 近くにもう1本似たようなのが・・
図鑑によると「生食すると中毒する」と・・・
煮たら食べられる? (食べる気などないけど・・)
アミガサタケの類(図鑑の「ヒロメノトガリアミガサタケ」似にているが・・)
アミガサタケの類(老菌)
アミガサタケの類
珍しい植物やキノコに出会うとそれだけで嬉しくなってしまう。
松尾寺の山門(法隆寺側から登った) 参拝者がシャクナゲを愛でていた
シャクナゲと落花ツバキの花が美しい