akatonboのブログ

“自然大好きシニア”の目でとらえた“自然の美しさやおもしろさ”などを
紹介していきたい。

山田池公園で・・・

サークル例会で山田池公園へ行ってきました。
お目当ては「ナンジャモンジャ」の花と「ユリノキ」の花。
(アクテイブロクさんのブログ・5月6日で紹介済み)


初めて観る「ヒメユズリハ(姫譲葉)の花」

〝姫譲葉の花″は珍しいらしく、それぞれのスタイルで観察!


ヒメユズリハの花(雄花)


ネームプレートには樹木名と雌雄異株の説明はあったが、これが雄木なのか、雌木なのかの記載はなかった。(あたりに雌木らしきものも見当たらず・・)
びっしり花が付く様子から多分に雄花?と見当を付けて・・


帰宅して調べてみると
雌雄異株の花には花片はなく、小さな萼片が「雄花にはふつう4個」「雌花には3~5個」とある。
また、花弁のない雄花は枝先にかたまって付き、(数個から10数個の雄しべの)葯が赤紫色をしているのでよく目立つ・・・・ネットの写真などから「雄花」と同定。



〝森のランプセード″だって👍

エゴノキ   白い清楚な花がいっぱい垂れて咲く
仲間の一人が〝森のランプセード″と呼ばれているよ!と教えてくれました。
この表情は″エゴノキの花”😍


エゴノキ  マルハナバチ類が訪問中
別の仲間が、この実は「ヤマガラ」の大好物!とも教えてくれました。
またまた別の人が、昔はこの実(果皮にエゴサポニンを含む)で魚捕りや洗濯に利用したと・・
話がどんどん拡がって・・これがサークル活動の良さだよね😍


浮見堂(山田池に浮かぶ汲水設備)

ここで景色を見ながら一休み


キショウブ(黄菖蒲)  山田池畔に
ヨーロッパ原産で園芸種だったものが、最近は野生化しているものをよく見かける。
これも野生化したものかな?



好奇心いっぱい!

手を叩いている!?(公園内の「弥生橋」で)
理由は青い丸印のところに・・


「パチパチ」と手を叩き、
「ビーン」とか「ウイーン」とか断続的に音がこだまするのを確かめ、愉しんでいたようだ!
これをフラッターエコー現象(鳴き竜現象)と呼ぶそうだが、
ふつう通り過ぎてしまうところを、目ざとく見つけ、実践するところがすごい!


「いつまでも好奇心を持ち続けたい」と思った「5月5日・こどもの日」の観察会でした!

母の3回忌

母の3回忌法要のため、長崎へ行ってきました。
28日の夕方に長崎に着き、29日は3回忌、30日の昼には伊丹空港に・・・という
慌ただしさ。


法要の29日は"長崎は雨だった!"それも終日の雨😢
その日の朝、「庭ば見てみんね!」と母の声がしたような・・・
妹を誘って、庭に出てみると・・


以前や野菜を植えていたところに雑草の
踊子草(オドリコソウ)が・・

数か所に雑草の踊子草の花
「こんなところに大阪では珍しい踊子草が!」と写真を撮り喜んでいる私を
生前、母は冷やかし気味に「植物学者にでもなっとか?!」と笑っていた。


水滴の滴る踊子草  妹と母の思い出話をしながら眺める



庭の雑草「ムラサキケマン?(薄いピンク色でジロボウエンゴサクかと思ったが葉っぱが紫華鬘のようだ)」



今日は母の命日(遠方のため墓参りもできず、長崎の方を向いて手を合わせる)


「西洋躑躅?」グーグルレンズで「アザレア?」
30年ほど前、玄関わきのツバキを、来阪した母が椿は縁起が悪いからといって、
父が育てていたこの「ツツジの仲間」を植えてくれた。
昨年は花が付かなかったのに、今年はこんなにたくさん!



ついでに今の狭庭の様子を・・


フルーツ棚のテイカカズラが満開
このフルーツ棚はモッコウバラが終わり、次はキーウイの花が・・・


このフルーツ棚の下に立てば、甘い香りに包まれます!


テイカカズラは山野で見られる常緑のカズラ(住んでいる「町の花」で、引っ越し時に苗木を役場より頂いたもの)
キョウチクトウ科でプロペラ状の花弁は同じ仲間の夾竹桃の花びらと似ています。
もちろん有毒成分があるのも同じ!



前回の「ムラサキ」と「イワチドリ」は~こんなに花を付けました!


ムラサキ



イワチドリ



思い出に浸りながらの"母の3回忌と命日”でした。

狭庭の花たち🌼

我が家の"猫の額庭”は、今が一番の賑わい?
友人たちから頂いたものや実生で育てた草木の花で大賑わい?


我が家の庭ではお初の「ムラサキ」
この春「アクテイブライフのロクさん」より鉢植えの苗を頂いたもの

咲き始めで1輪だけの開花   これからが楽しみ

ムラサキ」は北海道から九州にかけて山地の草原に自生するムラサキ科の多年草
自生のものは少なく、絶滅危惧種となっている。これは野生のものと伺っているが・・・
栽培されているのはほとんどが「セイヨウムラサキ」という園芸種

ムラサキ
和名は、群れて咲くことから「群ら咲き」の説と、紫色の根に由来する説がある
乾燥した根は暗紫色で「紫根(しこん)」と称される生薬として利用(抗炎作用などを持つ軟膏などに)
他に染料や口紅などに利用


紫雲膏(生薬「紫根」の製薬)
 揚げ物をしていて顔を火傷したとき薬剤師さんに勧められて購入したもので、我が家で重  宝している軟膏



ミヤコワスレ   昨年、仲間から苗を頂いたもの
「ミヤコワスレ」は「ミヤマヨメナ」を園芸種化したものだとか


イワチドリ(咲き始め)  ラン科   3年前、仲間から頂いたもの
近畿地方以西、四国の渓谷の湿った岩場に自生種もあるそうだが・・これは?
茎が黒い品種(珍しいものとか)


押し合い圧し合い・・・混然と


ヒメウズ(姫烏頭)  キンポウゲ科オダマキ属(距がないので、現在はヒメウズ属に)
良く蔓延る狭庭の雑草 極小の花で肉眼ではわからなったが、写真で見ると花は"オダマキ”に似ている


オダマキ(苧環) キンポウゲ科オダマキ属  ミヤマオダマキが園芸化されたもの
以前タネを頂き蒔いたもので、タネが落ちたものがあちこちで開花(発芽して次の年に花をつける)


オダマキ    昨年は咲いてなかった? どこから来たの?
        昨年咲いていた「黄色のヤマオダマキ」は消えてしまった!



スズラン(ドイツスズラン:花茎と葉の高さが同じくらい)
引っ越ししてきた30数年目に友人に頂いた数株が、かなりの数に増えている


昨日、4月24日は「牧野富太郎博士の生誕の日」に因んでの「植物学の日」でもあった。
NHK朝の連続テレビ小説「らんまん」を、主人公の万太郎に共感しながら植物を観ているこの頃です😊😋