akatonboのブログ

“自然大好きシニア”の目でとらえた“自然の美しさやおもしろさ”などを
紹介していきたい。

春よ来~い!

明日は”〝立春″。暦の上では明日から〝春″です。
と言っても、♪春は名のみの・・・ですが( ´艸`)


福豆と恵方巻を買いに出かけたついでに〝はる”を探してみました。





菜の花(家庭菜園の白菜の花?)
菜の花の黄色は春の色!



猫柳(ネコヤナギ)の花芽
銀白色は、ピントが合わず・・・



猫柳の花芽(デジカメケースを背景にして)
銀白色のフカフカした花穂(芽)から猫を連想しての名前とか。


雌雄異株なので、花の咲く3月頃には見分けられるでしょう。




土筆(ツクシ)    暖かいコンクリート壁沿いに
土筆坊というよりは芽を出したばかりの赤ちゃん!


ご存じのように、シダの仲間で、スギナ(栄養茎)の胞子茎がこのツクシ。




今日も寒いですが、春はすぐそこに来ていま~す!

〝雪中四友″を求めて

先日天気予報のコーナーで「雪中四友」の言葉を耳(目)にした。


巣ごもりしている間に、何時の間にか春が近づいている・・・
馬見丘陵公園に〝雪中四友″を探しに出かけることにした。


雪中四友(せっちゅうしゆう)とは
語源は中国だそうだが、日本人に愛され、文人画に好んで描かれた早春に咲く
「4種類の花~①蠟梅(ロウバイ)②梅(ウメ)③水仙(スイセン)④山茶花(サザンカ)」のこと(番号は私のお気に入り順で深い意味はありません)



①蠟梅(ロウバイ)香りのよい花です!


ロウバイ(花の中心部が暗紅色)


ロウバイのネームプレート


素心蠟梅(ソシンロウバイ)
         ロウバイの仲間で香りも良い(私の好きな蠟梅)



素心蠟梅(ソシンロウバイ)
素心(ソシン)ということで花の中央部も黄色、花全体が黄色のロウバイ


ソシンロウバイのネームプレート


②梅(ウメ)
玉梅(たまうめ)との記述も見られる。玉梅とは白梅のことだそうだが、
馬見丘陵公園の梅園では白梅はまだで、紅梅がちらほら咲き。


③水仙(スイセン)


水仙(川べりに)


④山茶花(サザンカ)
別名を茶梅(ちゃうめ)ともいうようだ。
初冬の花の感がしてすっかり忘れて😞(後日、近所で・・・)



もうすぐ立春です!

箕面滝道での観察会

久しぶりのブログ更新です。


関西では紅葉の名所として有名な箕面公園「箕面滝道」を歩いてきました。
ミニハイキングと銘打っていますが、観察会のサークルなので、道草が多く
箕面大滝にはお昼になりました。
コースは 
箕面駅~龍安寺~滝道右岸~箕面大滝~滝道左岸~西江~箕面駅



道脇でアリドオシを見つけ、観察


前回の京都植物園でも観察した「アリドオシ(一両)」 鋭い棘があるのが特徴
正月の縁起物植物で「センリョウ(千両)マンリョウ(マンリョウ)有り通し(アリドオシ)」と( ^ω^)・・・



龍安寺に寄り道    境内にはうっすら雪が・・・



ボダイジュ?シナノキ?の下で面白い形の木の実を観察



同じ仲間だが、樹皮も葉っぱも果実もよく似ているので、同定が難しい。
皆さんには「シナノキ」と説明したが「ボダイジュ」かもしれない。花の時期だったらわかるのだが・・・


細長い葉っぱみたいなものは「苞葉」、果実の柄が苞葉の中央から垂れていて、
この果実が落ちるときは苞葉がプロペラの役目をして、くるくる回りながら飛んで行く。
少しでも遠くへ飛んでいって種子散布という「植物の生存戦略」の一つ



ジョウビタキ♂
巣作り用のミズゴケを運んでいるカワガラスも見たが、写真はピンボケでボツ!


目的の「タマミズキ」
時期が少し遅かったのと天気が曇り空で見栄えがしなかった。
ミズキの名がついているが「モチノキ科」


落差33メートル「箕面大滝」


ここでもカワガラスを観ることができた。この滝裏に巣をつくっているようだった。
休憩所でお弁当を食べはじめたところ、仲間の一人がサルにお弁当を盗まるというハプニングも・・・


姫岩を通る
巨岩の間を(一人分の幅の道を)通り抜ける。「胎内くぐりみたい」とか「私、通れるかしら?」などワイワイいいながら・・・


トウネズミモチの実
この実を食べにメジロが群れていた。
「メグロ」という鳥もいるよね!と話が広がって・・・



コロナ感染拡大で巣籠状態の私にとっては
観察を通しての仲間との会話が何より楽しい時間でした。