akatonboのブログ

“自然大好きシニア”の目でとらえた“自然の美しさやおもしろさ”などを
紹介していきたい。

蔓蕎麦(ツルソバ)

             蔓蕎麦の花と果実
 先日紹介した外来種の「姫蔓蕎麦(ヒメツルソバ)」の名前のもとになっ
た在来種の「蔓蕎麦(ツルソバ)」です。九州の故郷ではよく見かける雑草
ですが、関西では自生のものは見たことがありません。数日前に訪れた京都
植物園でタイミングよく、花と実を付けたツルソバを観ることが出来ました。
白い花(花弁に見えているのは萼)が「蕎麦(ソバ)」の花に似ていて、
蔓性なので「ツル」蕎麦になったとか。名前の由来から年代順に並べると
蕎麦→蔓蕎麦→姫蔓蕎麦となり、蕎麦が一番古い植物となりますね。
 白い花と一緒についている黒っぽい実は、子どもの頃によく食べました。
花が終わり、黒い実ばかりになると、それを採り集めて口いっぱいに入れて
食べたものです。甘酸っぱい果汁が口いっぱいに広がり美味しかった!
故郷の思い出はいつも“美味しく、懐かしく”想い出されます。



姫蔓蕎麦(ヒメツルソバ)

     万博記念公園で咲いていた姫蔓蕎麦
 ピンクの小さな花が球形に集まって咲いている様が愛らしいです。
故郷でこの時季によく見られる「蔓蕎麦」に似ていて、葉形や草姿がそれよ
り小さいので、「姫蔓蕎麦」と名付けられたとか。花の色はこちらの方が
綺麗ですが、ツルソバの様に“食べられる実”が付かないのが残念です。
 もともとは明治中期に入ってきた園芸種ですが、最近は野生化して空き地
などで見ることがあります。ヒマラヤ原産のミゾソバと同じ仲間のタデ科で
す。我が家の庭にもいつの間にかチャッカリと住み着いています。


椋の木(ムクノキ)の実

        椋の木の実
甘樫丘での観察会で椋の木の実を食べました。甘くて濃厚な、木の実とは
思えないほどの美味しさです。仲間の一人から「干し柿の味がする」との声
が・・・なるほど“干し柿の味”です!
 甘樫丘にはいたるところで椋の木が目につきます。この美味しい木の実は
鳥にとってもごちそうなのでしょうね!?あちこちに椋の木が見られるのは
実を食べてタネを散布してくれる鳥のお陰かも!?
 ゆっくり椋の木の実を味わいたかったのですが、グループ行動なのでそう
はいかない!後ろ髪をひかれる思いで通り過ぎた。
 



甘樫丘のあちこちで実を付けている