akatonboのブログ

“自然大好きシニア”の目でとらえた“自然の美しさやおもしろさ”などを
紹介していきたい。

ドングリクッキー

「ドングリ」は縄文人の主食だったとか。
今年も我がサークルで「ドングリ三昧」と称して、11月1日にドングリの観察会をするので、ドングリクッキーを試食してもらうことにした。

マテバシイ(右側のドングリ)
食べられるドングリの中でアクが少なく、一番大きい。
この時季にはたくさん落下していて、それを拾う。かなりの量を集めた。

ドングリクッキーの型ぬき 
クッキー生地は  ドングリ粉81%で小麦粉、砂糖、卵、バター入り


①採取してきたマテバシイのドングリを選別
 水に浮かぶものは捨てる
②30分ほど茹でて、お湯が冷めるまでそのまま放置
③工具のペンチで1個づつ殻を割る
④殻から取り出した実をレンジにかけて、乾燥させる
⑤ミルで粉砕、粉にする。
⑥粉をふるいにかける
③~⑥までの工程で3日ほどかかる

オーブン180℃で20分  マテバシイドングリクッキーの出来上がり

武田尾廃線跡コースの観察会で皆さんに食べてもらう
仲間の用意してくれたエーデルワイスや菩提樹のハーブティーと一緒に。
好評だったので、11月1日にも持参するつもり

スダジイ   食べられるドングリだが、小さいので生食か炒って食べる

ツブラジイ(まだ青い)
茶色に熟したら  スダジイと同じく小さいので、生食か炒って食べる


縄文時代にドングリと同じように食べられていた栗、クルミ、栃の実などは今も、食用として利用されている。これからは「ドングリ」も人気の食べ物になるかも?

稲刈りと古代米


近所の田んぼでは稲刈りが始まりました。

我が町は山がなく平地なので、稲刈りも機械で・・
これは自脱型コンバイン(稲を刈りとりながら脱穀し、籾(もみ)だけが出てくる)
稲を刈り終わって、持ち帰るのは“籾”だけ。
“鎌で刈り取り、干して脱穀する”ことを思えば楽だろうな~
効率はいいけど・・・新米のあの味は、どっか遠くに行ってしまったような・・・
農家にとっては、米価は安いし・・・コンバインなど機械化にはお金がかかるし・・・
そんな思いで稲刈り作業を眺めていました。

我が町の歴史・民俗資料館
この資料館が栽培している“古代米”の紹介です。
古代米とは稲の原種である“野生稲”の特徴を受け継いだ稲(米)のことで、赤米や黒米、緑米などがある。(ネットより引用)
中でも黒米は栄養価が非常に高く、白米と一緒に炊くだけで、紅くほんのり色が付き
見た目にも美味しそう。

古代米:神丹穂(かにほ) 右側の稲(このように倒れやすい)稲穂は赤褐色

古代米:緑もち   稲穂は黒い

古代米:紅染糯(べにそめもち)

古代米の田んぼの側の案山子

ワタの花   歴史資料館の庭で フヨウと同じ「アオイ科」

ワタの実がはじけて白いワタが・・
果実は1月ほどで実が割れ、中から“コットンボール”が顔を出す。
ワタは白色だけでなく、茶色や緑色などもあるとか。
そのままドライフラワーにしたり、
ワタの繊維をつむいで、木綿の布の原料に・・・

酔芙蓉と彼岸花(赤・黄・白)

我が家の酔芙蓉と黄色い彼岸花(鍾馗水仙)は例年より2週間ほど遅れて開花。
特に彼岸花は報道されるほど今年は遅いようだ。
今日は
≪★酔芙蓉の花色の変化  白色⇒薄ピンク⇒濃いピンク⇒翌日は凋む(落下)
★三色の彼岸花(赤・黄・白色)≫の紹介です


 1日目(7時40分)酔芙蓉(スイフヨウ)
八重咲きの園芸品種が多いが、我が家のは一重咲き
朝開いたとき花弁は白色⇒昼過ぎにはピンク⇒夕方には紅色に変わる。
この色の変化を“酒の酔い”に見立て“酔芙蓉”の名前が付けられた。

1日目(11時27分) うっすらとピンク色に色づき始めた

1日目(12時55分) 正午を過ぎるとピンク色に

1日目(16時20分)  濃いピンク色になり花弁は閉じ始める

2日目(10時2分)  花は紅色に閉じ、昼には落下してしまう。
右に見えているのは朝に咲いた酔芙蓉

黄色い彼岸花  鍾馗水仙(ショウキズイセン)
今年は2週間ほど遅かった。九州の生家より球根を移植(30年前)

白花曼珠沙華(シロバナマンジュシャゲ)     近所の道脇で
彼岸花と鍾馗水仙の自然交雑種と言われている。
良く観れば真っ白でなく、淡い黄色や淡い紅色が残っている。

彼岸花                            近所の道脇で


新聞によると今頃、見ごろを迎えている彼岸花の名所もあるそうです。