akatonboのブログ

“自然大好きシニア”の目でとらえた“自然の美しさやおもしろさ”などを
紹介していきたい。

一人観察会~巫女秋沙見たよ~

今回も法隆寺裏手から松尾寺へ、一人観察会。
道中のため池で水鳥を観察しようと、双眼鏡と手づくりの資料を持っての気楽な〝一人観察会″


お目当てのため池には、カルガモやキンクロハジロなどに交じって、見慣れない〝白っぽい水鳥”が・・双眼鏡で確認し、手持ち資料でも参照する。「ミコアイサ(巫女秋沙)」と同定。「やったー!」と小躍り状態。
デジカメでの撮影なので、少しでも近くでと、移動するとそのたびに逃げられる。
一回りしても10分足らずの小さなため池。あっちへ行ったりこっちへ行ったり。


ミコアイサ(巫女秋沙)のオスは白と黒のツートンカラーでパンダのような模様。
今までも近くで見ることはなかった。他のカモのように岸辺に上がってということはないようだ。
今回も池の中央部で盛んに潜水して餌をを取っていた。

法隆寺裏手のため池

手作りの資料    ミコアイサとハシビロガモ


ミコアイサ   デジカメではこれが限度

ミコアイサの群れ  こんな大きな群れを見たのは初めて(オスだけでも8羽確認)
松尾寺からの帰り道に 三脚を担いだバーダーが・・ミコアイサを撮りにきたとのこと。
(この方はオスとメスの数しっかり確認していたようだ)
「ミコアイサ」を共有できる人がいてよかった!?


ハシビロガモの採餌   
幅の広い大きなくちばしで、群れで円を描くように泳ぎ、プランクトンなどをくちばしで掬い取る。

ハシビロガモ

手作り資料   キンクロハジロやカルガモ


キンクロハジロ  右の1羽が♂  左の2羽が♀


他にコガモ、カルガモ、カイツブリ、カワウ、ダイサギも確認できた。
今日の一番の収穫は「ミコアイサ」、こんな場所で見られるなんて・・・


メジロにも何度か遭遇


ジョウビタキも・・・デジカメでは限度がありますね・・・

染筆「厄攘」と護摩木の奉納

たびたびこのブログに登場する「松尾寺」は、舎人親王開基の日本最古の厄除け霊場で、
厄除け祈願の〝まつのおさん詣り”として有名なお寺です。


今年の初詣では、厄除け祈願の〝染筆「厄攘」と護摩木”を奉納。

「厄攘(やくじょう)」とは、厄を盗むこと、「厄攘」と書いて奉納することで
日本最古の厄除け霊場である松尾寺に厄を盗んでもらえるということです。


以前からこの看板を目にしていたのですが・・・
コロナ禍の新年に、気持ち新たに願いを込めて、1枚清書して奉納しました。


願いを込めて、護摩木も奉納  (家族の分も)
願いは「健康で過ごせますように!」


松尾寺の境内   例年は込み合っているいる境内は人影まばら


松尾寺山門


法隆寺方面の松尾寺山門

境内のナンテン

万両(マンリョウ) 参道わきに 鳥がタネを運んだのか?自生と思われる

ジョウビタキ    何度か目にしたが、デジカメで撮るのは.難しい!
やっと見分けられるようになった「特徴の白い紋」

近所の雪中四友

正月三が日は静かに家で過ごし、4日から活動開始。
まずは手始めに近所を散歩。 道路と住宅街にある”緑地帯”はいろんな樹木や草花が植えられていて、私のお気に入りの場所の一つ。
甘いロウバイの香りや紅梅、水仙などデジカメ撮影した。  
いつものように図鑑などを参考にして、写真を整理していて「雪中四友」という言葉に出会った。


「雪中四友(せっちゅうしゆう)」とは
「文人画に好んで描かれた早春に咲く梅、蠟梅(ロウバイ)、水仙、山茶花(サザンカ)の
4つの花をさす言葉」そうです。
雪の時期に咲くことと、香りがあることが共通点かな・・・
この「雪中四友」が近所の緑地帯で見れるとは!
新春から縁起がいいわいな~


青空にロウバイ     甘い香りに誘われて

蠟梅(ロウバイ)   香りがよく花の中心が紅紫色
蝋細工のように見える花弁と蝋月(旧暦の12月)に咲くことからついた名前

素心蠟梅(ソシンロウバイ)   ロウバイと違って花全体が黄色


紅梅      咲き始めたばかり


水仙   水仙の別名「雪中花」 香りがよい

山茶花(サザンカ) 
中国では「山茶」は椿類全般を指すそうですが、椿には香りがないので、「山茶花」に 
なったようです。


近所の「雪中四友」にお付き合いいただきありがとうございました。